描いてみたい絵画の塗り絵12

エル グレコの「悔悛のマグダラのマリア」です。

下書きを普通紙にコピーして、プリズマカラー・カリスマカラーで塗りました。


「マグダラのマリア」については、ダビンチコードで知った程度の知識しかないのですが、

絵画では、「ドクロ」や「香油壺」と一緒に描かれる場合が多いそうです。


グレコは「ギリシャ人」の意味だそうです。

エル グレコは、ギリシャからイタリアを経由して、スペインに渡り、

現在では、スペイン絵画の巨匠と呼ばれています。

その絵画の特徴は、小さな頭とひょろ長い胴体です。

「マニエリスム」と言われる絵画のジャンルの一人と言われています。

「マニエリスム」とは、評論家の解説を読んでも何だかよく分かりませんが、

「マニエラ」とは、様式というような意味で、絵画の様式に従って、忠実に描くことのようです。

その様式とは、「ミケランジェロの絵」のような様式のことで、その様式を極端に表した絵画をいうのでしょうか。

「極端に小さい頭」、「極端にひょろ長い胴体」、「極端にねじった姿勢」、「極端な色彩」などなど。

グレコの絵は、本当に独特です。

ミケランジェロの絵は、劇画的ですが、グレコの絵も同様に、劇画的です。

(私は、グレコの絵を見ると、北斗の拳を連想してしまいます。)

しかしながら、グレコはミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の絵を批判しました。

「ミケランジェロは、絵の描き方を知らない。

私なら、もっと立派に、裸体をさらけ出さずに描いたであろう。」

と言ったそうです。

中々強気な人でした。

のにまる studio

塗り絵とマンガを作成しているのにまるstudioのサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000