ラファエロの「ヴェールをかぶった婦人」です。
色鉛筆は、irojiten(色辞典)
紙は、A4の普通紙
A4の普通紙(高品質マルチ用紙(500枚で500円程度))に描いた下書きをスキャナでデーター化して、同じ普通紙にプリントして、これに色鉛筆で塗って行きます。
尚、今までケント紙を用いていたが、試しに普通紙に塗って見たところ、綺麗に仕上がった。
(今までのケント紙よりも、表面が白く、かつ色を塗った時の紙のザラザラ感が少ない。)
この絵のモデルは、ラファエロの恋人であるフォルナリーナだという説があります。
身分の違いから結婚できなかった恋人のために、
せめて絵の中だけでも花嫁衣装を着せたいとの思いから描いたとのことです。
清楚で、優しい想いが伝わってきます。
ほぼ白と黄色系統の色で統一されていますが、
髪の飾りの赤の一点が、印象的です。
第1工程
D2(栗色)で、肌の暗い部分と髪を描きました。
P3(珊瑚(サンゴ)色)で、肌全体を塗りました。
工程2
P1(薄紅)で、頰を塗り、
D4(銀煤竹(すすたけ))で、ヴェールの輪郭や陰の部分を描き、
V3(タンポポ)で、ヴェールの頭の輪の部分を塗りました。
V2(みかん色)で、唇全体を薄く塗り、
V1(チェリー)で、唇の閉じた部分と左右両端を描きました。
工程3
D4(銀煤竹(すすたけ))で、首飾りの外側を描き、
D2(栗色)で、首飾りの外側を、重ねて描きました。
V1(チェリー)で、髪飾りの赤い部分と、首飾りの中央の赤い部分を描き、
D10(モグラ色(灰色))で、衣服のひだきだ部分を描きました。
また、
V3(タンポポ)で、衣服の黄色い部分を描き、
更に、
V2(みかん色)で、黄色の陰の部分を描きました。
工程4
D3(枯葉色)で、衣服の影の部分を軽く描きました。
D10(モグラ色(灰色))、衣服の陰の部分を塗り、
V10(黒)で、髪と衣服の飾り、衣服の最も濃い部分を描きました。
(動画では番号を記入し忘れしました。)
V8(ラピスラズリ)で、目の下の部分を描きました。
以上で完成です。
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