フェルメールの「青いターバンの少女」です。
色鉛筆は、ポリクロモス。
紙は、世界堂で購入したKMKケント紙#15
A4の普通紙(高品質マルチ用紙(500枚で500円程度))に描いた下書きをスキャナでデーター化して、ケント紙にプリントして、これに色鉛筆で塗って行きます。
尚、ケント紙の裏面を使用しています。
(表面だと、ざらついたような着色面になるため。)
モデルは、若くして亡くなったフェルメールの娘ではないかという説があります。
そう思える程、物悲しさが漂います。
「北方のモナリザ」と讃えられているように、神秘的で、見る人の妄想を掻き立てます。
本家「モナリザ」と同様、世界中で、模写されています。
ターバンに青色とその対抗色の黄色を用いて、より青を引き立たせています。
第1工程
178(ヌガー)で、顔と首の暗い部分を塗りました。
また、目の薄い部分を軽く塗りました。
280(バーントアンバー)で、顔の輪郭、眉毛、目の濃い部分、耳飾りの濃い部分を描きました。
また、顔と首の最も濃い部分を塗りました。
工程2
132(ライトフラッシュ)で、顔と首全体を塗りました。
工程3
121(ペールゼラニウムレーキ(赤))と115(ダークカドミウムオレンジ)で、唇を描きました。
140(ライトウルトラマリン)で、ターバンの明るい部分を描きました。
120(ウルトラマリン)で、ターバンの暗い部分を描きました。
141(デルフトブルー)で、ターバンの最も濃い部分を描きました。
工程4
107(カドミウムイエロー)で、ターバンの黄色い部分全体を塗りました。
180(ローアンバー)で、ターバンの黄色の暗い部分を描きました。
工程5
184(ダークネイプルスオーカー)で、衣服全体を塗りました。
先の280(バーントアンバー)で、衣服の影の部分と耳飾りの濃い部分を描きました。
また、180(ローアンバー)で、耳飾りの少し薄い部分を描きました。
更に、120(ウルトラマリン)で、黄色いターバンの端部を軽く描きました。
以上で完成です。
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