レオナルド・ダ ・ビンチの、「世界一有名な絵画」と言われるモナリザです。
普通紙に描いた下書きを、普通紙にコピーして、その上にポリクロモスという色鉛筆で塗っています。
レオナルド・ダ ・ビンチは、30歳までイタリアのフィレンツェで画家をしていましたが、画家としては余り評価されず、フィレンツェに見切りをつけて、ミラノに自分を「軍事技師」として売り込み、採用されました。
(自分を売り込む手紙には、「絵も得意です。」と書いています。)
ミラノでは、軍事技師としては余り成果を出せませんでしたが、舞台の装飾や、音楽(リラ・ダ ・ブラッチョという楽器の名手で、歌もうまかったそうです。)などで名声を得た後、「最後の晩餐」を描いて、これが世界的に認められました。(46歳のときです。)
レオナルド・ダ ・ビンチは67歳まで生きましたが、絵画は10点余りしか残していません。
モナリザは、その数少ない作品の1つであり、レオナルド・ダ ・ビンチが死ぬまで手元に持っていた作品です。
第1工程
179(ビスター)で、顔や体、手の影の部分を描き、
(尚、髪も描いていますが、動画では省略しました。)
183(ライトイエローオーカー)で、顔、体、手の全体を塗りました。
工程2
280(バーントアンバー)で、髪、目、衣服などを描きました。
工程3
157(ダークインディゴ)で、衣服の少し青っぽい部分を塗りました。
(また、181(グレー)で、衣服の最も濃い部分を塗りましたが、省略してもよかったと思います。)
工程4
顔が黄色っぽすぎると思われたので、189(シナモン)で、顔、体、手全体を塗りました。
また、192(インディアンレッド)で、唇の濃い部分を描きました。
更に、175(ダークセピア)で、髪の濃い部分を描きました。
尚、衣服の塗り残しなどの部分に、179(ビスター)で薄く塗りました。
以上で完成です。
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